所得が会社からの給料のみで年末調整をしていても、確定申告が必要な場合があります。

1.譲渡所得の確定申告

物を売却して利益が出た際には「譲渡所得」が発生し、確定申告で所得税を計算したうえで納付が必要になります。

引越しに伴って持ち家を売却した場合などが該当します。

例外的に、個人が生活に使っている物を売却してお金を受け取った場合には税金が課されず、確定申告は不要になります。

日用品をリサイクル業者に買い取ってもらう場合などが該当します。

2.贈与税の確定申告

暦年の一年間でもらった財産の合計額が110万円を超えた場合には贈与税の申告と納税が必要です。

ただし、特例として「相続時精算課税制度」を適用する場合には110万円を超えていなくても申告が必要です。

実際の申告に際して、不明点やご相談等あれば弊社まで気軽にご相談ください。