令和5年 税制改正大綱 所得税
2023.01.05
京都事務所
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今回の与党税制改正大綱では、NISA(少額投資非課税制度)の適用範囲が大幅に拡大されました。
通常、株式や投資信託等の売却益や配当等には税金がかかりますが、NISAを利用するとそれらが非課税となります。NISAには国内外の上場株など幅広い商品に投資できる「一般型」と投資信託にかぎった「つみたて型」があり、それぞれ下記のように変わる予定です。
1. 口座開設期間 (一般)2023年まで・(つみたて)2042年まで → どちらも恒久化
2. 非課税期間 (一般)5年・(つみたて)20年 → どちらも無期限
3. 年間投資上限額 (一般)120万円・(つみたて)40万円 →(一般)240万円・(つみたて)120万円
4. 生涯非課税投資上限額(一般)600万円・(つみたて)800万円 → どちらも1,800万円
5. 一般型とつみたて型の併用不可 → 併用可
ただし、現行制度にあるジュニアNISAは2023年末をもって廃止され、口座開設対象が18歳以上の成人限定の制度となります。