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サービス付き高齢者向け住宅の開業

2023.04.10 高槻事務所

 『サービス付き高齢者向け住宅整備事業』(以下、サ高住)を開業するには、計画が重要です。

開業予定地の選定段階から、賃貸の場合の賃料相場や建設の場合の建設費、

また融資を実施する場合には返済額までを試算し、収益だけでなく収支を計画に

落とし込む必要があります。

また許認可や補助金申請で定められた段階を踏みながら計画を進める必要があることも多く、

近隣対策で思いのほか時間を要する場面も生じるかもしれません。

従業員の採用時期や入居者の募集時期等含めて、事前の綿密なスケジュール設定だけでなく、

随時スケジュールの確認と見直しも必要になるでしょう。

 介護業界全般に言えることですが、人件費等の固定費が高額で、かつ、

介護保険収入の大半が利用者の利用日から約2か月後に入金となるため、

業績が軌道にのるタイミングが想定よりも後ろにずれ込むと資金繰りが非常に苦しくなります。

サ高住を開業されるにあたっては余裕を持ったスケジュールと資金が重要となるでしょう。

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