漫画家の節税
2021.09.30
大阪事務所
その他の業種特化
漫画家の方で税金が安くなるのに見落としていることが多い制度の一つとして、「変動所得の平均課税」が挙げられます。所得税は、所得が大きければ大きいほど税率も上がっていきます。そのため、去年は所得がほとんどなく、今年は所得が1,000万円という可能性があり、この場合、所得に対する税率は高いものになります。ここで、平均課税での計算ができる場合、過去2年の所得を参考にして、所得を平均化できるので、今年の税負担が軽くなります。
漫画家の方に該当する変動所得は以下の2つです。
・原稿、作曲の報酬による所得
・著作権の使用料による所得
記載の変動所得があり、下記の2つの条件に該当する場合に適用されます。
・その年の変動所得が、その年の総所得金額の20%以上であること
・前々年、前年に変動所得がなかった方、もしくは前々年、前年に変動所得があった方は、その年の変動所得が前年・前々年の平均を超えること
なお、変動所得の平均課税について、YouTubeでも解説動画をUPしております。
ぜひとも、ご参考くださいませ。