バイトテロへの防止策
2019.03.26
大阪事務所
その他の業種特化
最近世間をにぎわせているアルバイトがSNS上に悪ふざけをしている写真を投稿したり、顧客情報などを流出させたりして、ネット上での批判が相次ぎ炎上する「バイトテロ」。
バイトテロにより当事者だけでなくお店に対する批判や悪評が殺到し、閉鎖や廃業、破産に追い込まれるというケースも珍しくありません。
そこで今回は防止策の一例をご紹介します。
●採用時の誓約書の提出
採用のタイミングでバイトテロを起こした場合の損害賠償を約束させる誓約書を取り交わす方法です。バイトテロが起きた場合に起こり得る店舗復旧に必要な清掃や消毒、商品の廃棄や交換、休業補償などを、当事者の負担で行うことを明文化しておきます。
●朝礼を活用
日々の朝礼の時間で、実際に起こったバイトテロの内容をアナウンスして自己意識の啓発を促す方法です。新規スタッフだけでなく、既存スタッフへの継続的なケアに効果的です。
●SNSへの投稿禁止
シンプルかつ効果的な方法がスタッフ向けのマニュアルやガイドラインを改定し、店舗での私的な動画の撮影やSNSへの投稿を禁止することです。
実際の取り組みとして、スマートフォンそのものの持ち込みを禁止した企業や1日がかりで全店舗の従業員に研修を行った企業もあります。
バイトテロは起こってしまった後では、取り返しのつかない事態になることもありますので、事前に防ぐことが非常に重要です。