ワンストップ特例制度
2018.11.12
大阪事務所
ワンストップ特例制度とは、ふるさと納税をした場合に、確定申告をしなくとも寄付金控除を受けられる仕組みをいいます。多くの方が手軽にふるさと納税を適用できるよう、導入されました。
そもそもふるさと納税とは?
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付ができる制度をいいます。控除上限額内の寄付であれば、実質2,000円の負担で地域の特産品をもらうことができます。2,000円のみの負担でできる寄付金の上限額は、年収や家族構成等において異なりますので、インターネットなどで調べていただく必要があります。
利用するための条件
ワンストップ特例制度を利用するためには下記の条件を満たす必要があります。
①もともと確定申告をする必要のない給与所得者等であること
②1年間の寄付先が5自治体以内であること
③寄付するたびに、各自治体へ申請書を郵送していること
なお、②については1つの自治体に複数回寄付をしても1カウントとなります。
年末が近づくにつれて、人気の自治体の返戻品が完売になっていきます。また、まとめて寄付をすると、返戻品で冷蔵庫の中身がいっぱいになってしまうことも・・
適用がある場合は、ワンストップ特例制度を活用し、余裕をもってふるさと納税をされることをおすすめします。