私たちの日常生活において、銀行は欠かせない存在となっています。
銀行が提供しているサービスで頻繁に利用されているものといえば、預金のほかに銀行融資があります。
　今回は、融資に関して銀行との上手な付き合い方についてご紹介します。

銀行融資には、その目的に応じて下記のように様々な種類があります。
① 住宅ローン
　マイホーム購入のための借入で、長期間にわたる返済計画が必要です。　
　住宅ローン控除の対象になるため、一定の税額控除を受けることができます。
② 自動車ローン
　自動車購入のための借入で、比較的短期間で返済することになります。
　ディーラーで組むローンよりも条件が良い代わりに審査がやや厳しい傾向にあります。
③ 事業融資
　事業の運営や拡大のための借入で、法人や個人事業主の方が対象となります。
 　審査の際には、主に今後の事業計画の内容や過去の決算書の数字が重視されます。

また融資を受けるにあたっては、特に下記条件の確認が重要です。
・ どのくらいの返済期間になるか。
・ 利率は何%で固定金利となるのか変動金利となるのか。
・ 返済方法は元利均等型(返済額が一定)なのか
　元金均等型(返済額の元金が一定)なのか。

これらの条件は、銀行に応じて様々であるため、
ご自身の収入・支出や自己資金の状況と照らし合わせて無理のない返済計画を建てましょう。

　また、1つの銀行の限度額まで借りている場合や、目的ごとに融資先を変えたい場合等には、
複数社からの借り入れも選択肢になります。
　銀行によっては借入による特典として、ポイントの付与や商品の割引、
振込手数料が無料になるといった恩恵を受けられるケースもあります。

　逆に複数社で借り入れている場合に返済の負担が大きい場合には、
借り換えにより1つの銀行に一本化することで返済の負担を軽減することができる可能性があります。

　銀行融資以外の資金調達方法としては、国が運営する日本政策金融公庫などの民間銀行以外の金融機関から
融資を受ける方法や取引先の金銭債権についてファクタリングを行うという方法もあります。
　法人の場合には、株式発行により出資を受けることも資金調達手段になるでしょう。

　1つの銀行からの融資にこだわらず、状況に応じて適切な資金調達手段を選択しましょう。
ご自身にあった資金調達手段についてお困りの方はE3パートナーズにご相談ください。