〈店舗経営〉少人数私募債の活用
2018.12.20
資金調達とモニタリングのコンサルティング
その他の業種特化
「焼き肉店が社債を発行します」
大阪市内で焼き肉店をオープンする資金として、社債を下記の条件で発行、その引き受け手を募集した企業があります。
・一口30万円×10人限定=合計300万円
・3年後元本一括償還
・年利10%
・引き受けた方には毎年半額割引券を10万円相当分発行する(有効期間は1年)
企業が資金を調達する際に、自らが直接融資してくれる方を募集する方法が社債の発行です。
結果としては、全額調達が出来て、3年後に元本は全て返済が完了、毎年30万円×3年=90万円の利払いも実施されたようです。
少人数私募債と呼ばれる資金調達の手法ですが、法律上、その口数が50を超えたり、発行額が1億円を超えたりした
場合には、財務局への届出義務や信託銀行などを管理者としてセットしなければならないなどの制約がありますので、
「1億まで、49口まで」で運営するのが一般的です。
店舗経営者のサポートを行うチームと合わせて、弊社イースリーパートナーズには「資金コンサルチーム」も活動しておりますが、
店舗型経営の最大の課題となる、初期投資に関する資金調達について、数多くのご相談に対応致しておりますので、
ぜひお気軽にご相談下さいませ。
*焼き肉店のポイントは下記にあるのかなと考えています(販売促進)
①社債の引き受け手=常連顧客になれる方々
②焼肉を一人で食べに来る客は殆どいない
③半額割引券の使い方、様々です!