自宅を売却した時の税金
2021.02.15
大阪事務所
基本業務
自宅を売却した際に得られるお金のことを譲渡所得といいます。
そして、譲渡所得には税金がかかります。
自宅を売却した際における譲渡所得とは
自宅の売却金額-(購入額+売却に費やした費用-減価償却費)-特別控除
で求めることが出来ます。
自宅の減価償却費については鉄骨鉄筋コンクリートのもので年およそ1.4%程度として計算します。
自宅を売却した場合に一定の要件を満たせば課税所得の金額を3000万円控除する制度があり、上記の式の特別控除に該当します。
一定の要件は以下の四つのうちいずれかになります。
①自分が住むために保有している家屋・土地であること
②①の家屋等で居住の用に供さなくなってから3年を経過するまでのもの
③①の家屋等が災害等で滅失してから3年を経過するまでのもの
④相続で取得した家屋・土地であって、耐震基準を満たす又は家屋を取り壊したもの(売却額一億円未満)
また、譲渡した年の1月1日で所有期間が10年を超える場合は税率が少し低くなります。
親族や内縁関係にある人、自分と関係の深い法人などとの売買は対象にならないためご注意ください。