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会計業務のDX化

2025.09.16 高槻事務所 トレンドニュース

近年、会計ソフトの著しい進歩と低価格化により、入力業務を効率よく行いつつ工数を劇的に削減

することが可能になってきました。以下は多くの会計ソフトに標準装備されている主な機能です。

 

・口座連携

 ネットバンキングと会計ソフトを連携させることで、通帳の入出金を漏れなく自動で取り込むこ

 とができ、わざわざ銀行で通帳記帳し明細を一つひとつ入力する手間が不要になります。

 

・AI-OCRによる領収書の自動読み取り機能

 領収書を画像でアップロードすることにより、相手先・金額・消費税額・インボイス番号などを

 読み取り、仕訳を起票する機能です。数字や税率をいちいち入力する必要がなくなり、正しく読

 み取れているかをチェックするだけで済みます。また、電子帳簿保存法のスキャナ保存要件を満

 たし、原本の保存が不要になります。

 

・学習機能による仕訳の推定

 例えば電力会社から毎月同じ日に引き落とされている取引が電気代の支払であることは明らかで

 すが、こうした取引は常に水道光熱費で仕訳するという処理を、会計ソフトが自動で行うため、

 入力の必要すらなくなります。

 

会計業務は間接部門の仕事であるため、多くのコストを割くのが難しいことが多いと思われます。

また、昔から紙文化の傾向にある仕事でもあるため、DX化になじまない・面倒だと言われたこと

もありました。しかし、こうしたハードルは今や下がってきています。今一度、業務の見直しと改

善に取り組まれてはいかがでしょうか。

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