雇用保険料率改定
2022.09.15
高槻事務所
トレンドニュース
新型コロナウイルス感染症による雇用への影響などの背景から、令和4年4月から雇用保険料の保険料率が改定されています。
令和4年4月に事業主負担が0.05%増加し、令和4年10月に労働者負担及び事業主負担が共に0.2%増加します。一般の事業の場合には、次の保険料率となります。農林水産業、清酒製造業、建設業も同様に保険料率が増加します。
【~R4.3】 労働者負担0.3% 事業主負担0.6% 合計0.9%
【R4.4~R4.9】 労働者負担0.3% 事業主負担0.65% 合計0.95%
【R4.10~】 労働者負担0.5% 事業主負担0.85% 合計1.35%
10月の改定では労働者負担が変更となりますので、従業員の給与から控除する雇用保険料の計算方法が変わります。控除する雇用保険料の計算が、9月分までは「賃金×0.3%」ですが、10月分からは「賃金×0.5%」となりますので、お間違いのないように注意して下さい。