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令和8年分の源泉徴収税額表

2025.12.22 高槻事務所

 源泉徴収税額表とは、会社などが給与や賞与を支払うときに、

従業員一人ひとりの所得税の額をあらかじめ差し引く(源泉徴収する)ために使う計算表のことです。

年末調整や確定申告で最終的な税額を精算することになりますが、

その中間的な位置づけとしての概算の所得税額を決めるために使用されます。

 

 令和7年度税制改正により、所得税の基礎控除や給与所得控除の引き上げが行われたことにより、

源泉徴収税額も変更されることになります。

従来であれば、甲欄で扶養者がいない場合、社会保険控除後の給与の金額が88,000円未満であれば非課税でしたが、

改正により、105,000円未満であれば非課税となりました。

 

 この税制改正を反映した源泉徴収税額は、令和8年1月以降に支給する給与に適用されることとなります。

 なお、令和7年については、この新しい源泉徴収税額表は適用されず、

税制改正された部分については、年末調整において精算することとされています。

 

 

源泉徴収税額表(令和8年)

https://www.nta.go.jp/publication/pamph/gensen/zeigakuhyo2026/data/01-07.pdf

 

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