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利用者識別番号の取得と振替納税の手続

2025.07.28 高槻事務所

今回は、利用者識別番号の取得方法と、振替納税の手続についてご紹介します。

 

1.利用者識別番号の取得方法

  利用者識別番号とは、e-Taxで申告を行う際に必要な16桁の番号です。

 利用者識別番号は、一度取得すると同じ番号を継続して使用することができます。

 利用者識別番号の取得方法は大きく2つの方法があります。

 

 ①マイナンバーカード方式

   マイナンバーカード方式とは、マイナンバーカードを用いて利用者識別番号を取得する方法です。

  e-TaxのWebサイトにアクセスし、マイナンバーカードの読み取りを行い、 

  パスワード等の項目を入力すると取得をすることができます。

  マイナンバーカードの読み取りはスマートフォンで行うことができます。

 

 ②ID・パスワード方式

   ID・パスワード方式とは、税務署で職員による本人確認を行った上で、
  ID・パスワード方式の届出を行うことにより、利用者識別番号を取得する方法です。

  マイナンバーカードが不要な手続になりますが、
  この方法はマイナンバーカードが普及するまでの暫定的なものになります。

 

 上記の方法以外にも、税理士に依頼し取得する方法などもあります。

 

2.振替納税の手続

  振替納税とは、預貯金口座からの自動引き落としにより税金を納付する手続をいいます。

 振替納税を利用すると、自分で税金を納付する手間を省くことができ、自動で引き落としがされるため、
 税金の納付漏れを防ぐこともできます。

  振替納税により納付できる税目は、所得税及び消費税になります。

  振替納税を開始するためには、振替依頼書を提出する必要があり、

 ①e-Tax上で必要事項を入力し、電子送信により提出する方法

 ②振替依頼書を書面で作成し、税務署又は振替依頼書に記載した金融機関に提出する方法

 の2つの方法により提出することができます。

 

  この機会に、利用者識別番号の取得や振替納税の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

  ご不明な点については、ぜひイースリーパートナーズまでお問い合わせください。

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