事業承継の第一歩
2024.10.28
高槻事務所
その他の経営支援
事業承継を考える際には、まず何から始めれば良いでしょうか。
会社の株価評価をしましょうという銀行員もいれば、税金の対策をしましょうという税理士もいます。
また、事業資産の整理を提案する不動産屋もいると思います。
いずれも間違いではありませんが、親子で事業承継をする場合には、必ずやって頂きたいことがあります。
それは、現在の事業に対する現経営者の冷静な評価です。
後継者(子)は、当然のように事業を承継すると思っているかもしれませんし、
反対にあまり承継したくないと思っているかもしれません。
決算状況に加えて、自社の顧客、営業、技術などの会社の強みや差別化要因、
今後の業界の展望や脅威についてもまとめてみましょう。
後継者が自分のキャリアプランとして、
親の事業を継いで経営していくかどうかを意思決定するための材料を揃えましょう。
今後、後継者が主体的に事業戦略を考えていく上で、良い機会になるでしょう。