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店舗経営での新規開業後の戦略(寺尾)

2018.09.21 大阪事務所 その他の業種特化

日本の中小零細企業は、起業してわずか1年間に約60%が廃業し、5年以内に80%、そして10年以内となると、95%が廃業するといわれてれいます。

 

開業はあくまでもスタートラインで、重要なのは「開業する」ことではなく、「長期にわたって安定した収益を確保し、経営を継続的する」ことです。

 

そこで重要となるのが、開業して間もない時に来店するお客様です。

あるデータとして、開業1年間で来店するお客様のうち、約4割が新規のお客様で構成されています。また、開業1年間の新規のお客様の約5割がオープン4か月以内に来店するといわれています。

 

今回は、開業して間もないお店が、新規のお客様を取り込む方法をまとめました。

 

■口コミを利用する

新規のお客様は、来店した感想を後日周りの方に伝えてくれる(口コミをしてくれる)リーダー的な存在であるので、非常に重要です。

アンケートに協力してもらい、お店の改善点や要望に加え、商品やサービスで良かった点も記載してもらうようにします。

そのお客様がアンケートを書くことで、商品やサービスで良かった点が脳内にインプットされる可能性が高いうえ、そのアンケートをお店が二次的に利用し、他のお客様にお店の良さを伝えることができます。

 

■HPの目的を新規集客に絞る

最近ではHPを利用するのは定番となっていますが、それ故、使い方を間違えると多くの情報の中に埋没してしまう可能性もあります。

お店が周知されていない間は、その店の基本的な情報を載せ、その店に行くとどんなメリットがあるか、そのお店のウリは何なのかなどを周知してもらうようにします。

そのために、お客様が求める当たり前なサービス・商品に対して、自店での対応や、配慮など一つ一つ丁寧にHPで伝える必要があります。

 

■SNSを利用する

 SNSはHPと違って、お店側が情報を発信することに加え、来店したお客様自身で撮影した写真や感想などを発信することができるので、より大きな口コミの効果が得られます。

「インスタ映え」という言葉があるように、例えば飲食店では、料理の味だけでなく、見た目をオシャレにしたり、カラフルにしたりと、他店との差別化を図ることで、SNSにアップしてもらいやすくなり、大きな集客効果、広告効果が得られます。

また、SNSでは、タイムリーにお客様の反応を見ることができるので、自分では気付かなかったお店の良さや改善点に気付くことができます。

 

■チラシを利用する

チラシはスペースが限られているので、お店の概要などではなく、お店がターゲットとするお客様に向けた文言や、そのお客様に合った商品やサービスなどを記載します。

例えば、「〇〇〇に興味のある、そこのあなた!」といった具体的な内容をチラシに記載することで、強い興味を持ってもらい、見込み客を、実際にお店に来店するお客様として取り込むことができます。

さらに、HPやSNSにアクセスできるQRコードをチラシに載せておくことで、HPやSNSにお客様を誘導でき、口コミ効果も期待できます。

 

 

新規のお客様に来店してもらえるようになれば、そのお客様を再来客→常連客→固定客と育てていくことで経営が安定し始めます。

 

今回は新規開業後の戦略を説明しましたが、お店が成長していく過程で、その都度折を見てターゲットとなるお客様を絞り、そのお客様に合った宣伝をすることが、継続的にお店を運営していくためにはとても重要です。