電子納税
2024.03.25
高槻事務所
電子納税とは、納付手続きをインターネット経由で、電子的に行う手続きをいいます。
電子納税には下記の3種類があります。
① ダイレクト納付(e-Taxによる口座振替)
② インターネットバンキング(登録方式)
③ インターネットバンキング(入力方式)
①のダイレクト納付とは、事前に税務署へ届出等をしておき、e-Taxを利用して電子申告等又は
納付情報登録をした後に、届出をした預貯金口座からの振替により簡単なクリック操作で
即時又は期日を指定して電子納税を行う方法です。
②・③のインターネットバンキングとは、インターネットを利用した銀行などの金融取引の
サービスであるペイジーを通じて銀行サイトやコンビニATMで納付することができる方法です。
②の登録方式とは、e-Taxソフト等を使用して申告書等を提出した後又は納付情報登録依頼をした後に、
提出又は登録した納付情報等に対応する納付区分番号を取得して電子納税を行う方法です。
③の入力方式とは、入力方式とは、e-Tax等に納付情報データの登録は行わず、登録方式の場合の
納付区分番号に相当する番号としてご自身で納付目的コードを作成して電子納税を行う方法です。
これらの方法を用いることで、紙での納税とは異なり、税務署や金融機関に移動する必要がなく
自宅やオフィスから納付することができます。
また、税務署が閉庁であってもe-Taxの利用時間内かつ各納付方法の利用可能時間内であれば、
納税を行うことが可能です。
また、電子納税自体は基本的に手数料がかかりませんが、金融機関によっては
手数料がかかる場合があるので、注意が必要となります。