会社を立ち上げたときに、初期投資のためにお金を借りることはよくあります。

しかし、街にはたくさんの金融機関があり、その中からどれを選べばよいのでしょうか。

今回は創業融資の選び方を書きたいと思います。

 

①候補とすべき金融機関

　いわゆるメガバンクは、ある程度規模の大きな会社でなければまず融資を受けられることはありません。

　まずは地方銀行や信用金庫が候補となるでしょう。

　その際、支店やATMが近くにあるかも検討すべきです。又は公的機関である日本政策金融公庫も有力です。

 

②借りる際には条件を確認する

　同じ金額を同じ目的で借りるにしても、金融機関によって返済条件が異なります。

　・利率

　　返済には元本に利息が上乗せされます。トータルで支払う金額が少なくなる分、利率は低い方が有利です。

　・返済期間

　　返済期間が短いほどトータルで支払う利息は少なくなりますが、1回あたりの支払う金額は多くなります。

　　事前に資金計画を立てて、適正な金額を検討すべきでしょう。

　・据置期間

　　融資から一定期間は利息のみ支払という条件を付けることもできます。

　　事業が軌道に乗るまではキャッシュに余裕がない、という場合は検討してみましょう。

　・保証付き

　　借入の際は保証人が必要です。その際、信用保証協会の保証を受けると

　　保証料が上乗せされますが、審査が通りやすくなります。

 

③金融機関によって得意・不得意がある

　各金融機関によって力を入れている(＝積極的に融資を行っている)ところは千差万別です。

　「○○業専門チーム」という部署を設けて、特定の業種を強みにしているところもあれば、創業融資そのものを

　売りにしているところもあります。こういった金融機関の強みを見て決めるというのも一つの考え方です。

 

税理士法人イースリーパートナーズでは、お客様のニーズに合った金融機関をご紹介し、

無事に融資が下り、事業が軌道に乗ったという事例を数多く扱っております。

特に高槻・茨木・島本で開業を考えておられる方は、是非弊社までお気軽にご相談ください。