アソシエイト職の研修がありました。

テーマは「税理士の損害賠償事例」でした。

 

実際に税理士が業務で失敗して顧客から訴えられている裁判例を確認していきます。

他人の失敗から学んで、どのように予防していくべきか、我々の今後の実務に活かすことを目的としています。

 

ちなみに、税理士が損害賠償を受ける事例で一番多い税目は「消費税」とのことです。

 

・「消費税簡易課税選択届出書」の提出を失念したため税額が多くなった

・「消費税課税事業者選択届出書」の提出を失念したため消費税の還付が受けられなくなった

 

翌課税期間のことを当期末までに予測する必要がありますので、チェック体制が整っていない税理士事務所では失念しがちです。

 

イースリーパートナーズでは決算期末の上旬でチェックリストを用いて消費税予測を行います。他の税理士にチェックしてもらい、届出書の提出要否や提出失念がないように予防しています。

 

税理士試験で勉強したことを「実学」として学ぶ場として非常に有意義な研修になったのではないかと思います。