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非上場株式の評価(純資産価額)

2019.01.07
相続税

非上場株式等の取引相場のない株式は原則的に類似業種比準方式か純資産価額方式又はそのいずれも用いて評価します。今回は純資産価額方式についてご紹介いたします。

 

まず純資産価額方式とは、原則、会社の総資産と負債の相続税評価を算定し、その評価した総資産から負債等を差し引いた残額を評価額とする評価方法をいいます。会社が保有する資産と負債は評価時点での時価評価額となるため、簿価に含み益や含み損がある場合にはそれらを反映した価額となります。

 

資産と負債は評価時点の日で仮決算を行い金額を算定することが原則とされていますが、直前期末から評価時点までの間に資産および負債に著しい増減がないことを条件として、直前期末の数値を用いて純資産価額を計算することが認められています。また、評価時点が直後期末に非常に近い場合には、同様に評価時点から直後期末までの間に資産および負債の金額に著しい増減がないことを条件に、直後期末の資産および負債の金額を用いることも認められています。

 

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