相続シミュレーションのススメ
2022.07.13
相続対策
家族が亡くなった際、遺族のうち財産を相続された方には相続税が課されます。
亡くなった場合、まず被相続人の財産の全貌を把握するところから始まり、相続税の計算、誰がどのように相続するのかなど、税金だけでも考えなければならないことは数多くあります。
葬儀や法要など、税金関連以外でもしなければならない事も多くあります。
相続税の申告期限は、被相続人が死亡した日の翌日から10ヶ月以内であり、納税も必要になります。
亡くなってから取り掛かるのでは、期間も短く精神的にも慌ただしいため確認や調査が不十分になりかねません。
更に言えば、土地などの換金性の低い財産を多く保有していた場合、相続税が支払えない、という事態も考えられます。
また、同じ金額の相続財産があったとしても、預金・保険金・死亡退職金・土地・家屋など、財産の形は多岐に渡り、それぞれに評価方法が異なります。
そして、相続税の計算を行う際には、同じ現金でも、死亡保険金として受け取っていれば法定相続人分の控除を受けることができる場合があります。
その為、事前にどのような財産があるのかを知っていれば多くの対策が可能です。
不測の事態が発生しないよう、事前に対策するためにも相続シミュレーションを行うことで財産の全貌と、納税額も把握しておくべきでしょう。
財産の評価や税額の計算はもちろん、どのように対策することでご家族により多く遺せるのか、といった相続対策についても弊社では承っております。
気になられる方は是非ご相談下さい。