不動産を夫婦で共有にするメリットとデメリット
2022.05.11
相続対策
不動産を夫婦で共有する場合、負担金額によってそれぞれの持分が決まります。
夫婦で共有することのメリットとしては以下が挙げられます。
- 夫婦がそれぞれに住宅ローン控除の適用を受けられる。
- 夫婦それぞれの財産が減少するので、相続税の節税にもなる。
- 自宅を売却した際の3000万円控除が夫婦それぞれに適用できる。
デメリットとしては以下が挙げられます。
- 売却などの大きな意思決定が片方の意思のみで行うことが出来ない。
- 住宅ローンを組む際の登記費用などが人数分かかる。
- 不動産であるため、離婚した場合の財産分与がややこしい。
- 生存中に持分を移動させようとすれば贈与税がかかる場合がある。
これら以外にも手間や負担などもかかります。
メリットとデメリットを考えた上で共有にするのかを検討するようにしましょう。