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受験専念?就職しながら受験?

2018.04.02

4月です。新年度が始まりました。

 

税理士試験受験生も、大学や大学院を卒業して、一般企業や会計事務所で働きながら合格を目指す人や、就職せずに8月まで税理士試験に専念される人が出てきて、生活環境がガラッと変化することになります。

 

 税理士試験に専念すれば、時間を多く確保できます。それと引き換えに、社会と接する機会が失われます。また、収入を得ることもできません。

 

就職すると、収入を得ることができ、仕事を覚えることができます。社会と接することになり、人間関係を円滑にする必要がありますので、人付き合いに時間が取られます。とにかく、税理士試験に費やす時間が不足します。

 

一方を追い求めることで、もう一方を犠牲にしなければならないことを「トレードオフ」と呼びます。

 

税理士試験が簡単な試験なら、このような選択を迫られるようなことはありませんが、難関試験ですから仕方のないことです。

 

どのような道を選択したとしても、税理士になりたいから税理士を目指すことには変わりありません。諦めずに税理士を目指し続ければ、遅かれ早かれ税理士になります。

 

気持ちを切らさず、頑張って合格を勝ち取りましょう。