経営お役立ち情報 column

スタッフ間のいじめ、派閥、恋愛

2019.01.15
開業中の方

いじめや派閥が院内で発生してしまうと、スタッフとの連携だけでなく医院全体の印象が悪くなってしまいます。院内の雰囲気が以前と変わったと感じたら、すぐに原因を調査してみましょう。

 

いじめ等が発覚しましたら、個別に話し合う場を設けてください。事実内容を確認した上で解決に向けて話し合うようにしましょう。また、そういったトラブルがあったときのために、服務規律といった院内規則を作成しておくことも重要です。いじめとされる中でどういったことがセクハラ・パワハラに該当するか、セクハラ・パワハラは違反行為であり、違反行為を行った者は院長判断の上解雇するといった内容を記載しておきましょう。既に服務規律がある医院でも、違反行為の記載があるか一度確認してみましょう。

 

恋愛については、いじめや派閥と違ってすぐさま医院に影響があるとは言いにくいですが、注意しておくべきことです。院内の風紀がみだれてしまう、恋愛がこじれてしまった場合にどちらかが退職してしまうといったことが起こる可能性があります。医院によっては院内での恋愛を禁止しているところもありますが、院長との信頼関係がこじれる原因にもなりかねないので十分注意しましょう。

 

人間関係によるトラブルは、悪化させないために先生が双方のクッションとなれるように立ち回ることが重要になってきます。ことが大きくなってしまう前に対処しておくことをこころがけましょう。