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税理士の相場

2021.07.26
開業をお考えの方 開業中の方

    歯科の先生同士で集まる際に、今の税理士報酬がどのくらいなのかが話題に上がるとお聞きします。

いくら税理士に頼むとはいえあまりに報酬が高すぎるのはちょっと・・・と思われる方が多いでしょう。

個人の歯科医院の税理士報酬がどのくらいなのか複数の税理士紹介サイトで確認したところ、顧問料は2~5万円、申告料は月次顧問料の4~6倍ぐらいが相場のようです。

現在税理士法上は報酬額の一律規定がないため、多くの税理士事務所では税務顧問、記帳代行、決算申告の内容によって報酬を決定します。税理士事務所のホームページを調べても金額の記載がないことが多いのですが、同じ個人事業主でも売上の規模や記帳や申告の作業量によって報酬を算定しているのが理由の一つです。

 

もし、税理士を探しているときは以下の点に注意して比較するといいでしょう。

①面談の回数

   いくら申告を依頼しているとはいえ、申告まで自分の医院の売上や利益がいくらか教えてくれないと医院の改善もできません。

月一で来てほしいか、年2、3回でいいのかは人によって異なると思いますので費用の面と相談して決めると良いでしょう。

 

②記帳代行の有無

    今では市場に多くの機能を備えた会計ソフトが流通しており、自分で記帳を行ういわゆる自計化も不可能ではありません。ただし、日々の業務の中で並行して計算を行う必要がある点が問題です。

また、自費の売上が1,000万円を超えると消費税申告のための計算も必要になってくるため、より難しくなるといえるでしょう。

また、事務所によっては1仕訳○○円という料金体系をしているところもあるため注意が必要です。

 

③オプション価格

 安い報酬で引き受けますとHPで案内しているところは、決算作成料を別料金にしている可能性があり、見積もりしてもらうと思った以上の金額になっていたという可能性があります。

決算料の他には、年末調整、給与計算、その他の届出書等の作成を別料金で請求しているケースが多いため、事前に確認をとっておいた方が良いでしょう。

 

 イースリーパートナーズでは他所の税理士から移ってきた先生の他に開業からお付き合いいただいてる先生も多数担当しております。

値段についても最初の金額のままではなく、その後の医院の状況に応じて柔軟に変更させていただきますので、いつでもご相談ください。