経営お役立ち情報 column

歯科商店・歯科技工所の選択

2018.11.15
開業中の方

 

歯科医院にとって歯科商店や技工所は切っても切れない関係にあるので、円滑に診療や経営を進めるには、どの業者を取引業者として選ぶかが重要となってきます。

その際、一番気になるところは「値段」だと思いますが、いくら値段が安くても、もしイレギュラーな事が起こり早急に納品や処理が必要な場合に、連絡がとれないなど対応が遅いと困りますよね。また、ただ注文を取りに来るだけの営業マンより、色々な商品知識や最新の情報、動向をマメに提供してくれる営業マンの方がいいのは明らかです。そしてそういった会話をすることで、よりよい信頼関係が築ければ、融通をきかせてくれたり値下げの幅を多くしてもらえたりするかもしれません。

また、先生によっては取引業者を1社に絞る方もいれば、複数の業者と取引されている方もいると思いますが、個人的な意見としては、不測の事態が起こった場合のリスク分散のためにも複数の業者とお付き合いされた方がいいと思います。取扱商品や得意分野によって業者を分けるのも1つかもしれません。そして、コップなどの消耗品は、それほど性能や品質にこだわるものでもありませんので、安価で手に入る通販を利用されるというのもよいでしょう。

取引業者は先生にとっても重要な情報源であり、できれば長く付き合いたいものです。よって、値段だけでなくその担当営業マンの対応や人柄も見て、「パートナー」としてよい信頼関係を築ける相手を選びたいものです。

執筆者:鈴木

愛媛県出身・立命館院卒
2007年 税理士法人イースリーパートナーズ入社