金融機関かとの勉強会を通して、審査の目線や借入のスピード感といった面も教えていただきました。

開業に際しては経験や自己資金の面から、若い先生で30代半ば頃～のご相談が多いようです。

経験を積まれ、ある程度資金に余裕が持てるようになり、独立開業への意欲が湧く時期がそのぐらいなのだと思われます。

また、開業融資としては都市銀行の支店よりも、地銀の方が医院を開業する、という点についての理解がより深いような印象を受けました。

都銀の支店は「担当エリア」の特色を重視した形になっており、事業性の融資は法人での利用が多いという性質上、担当者の知識は法人融資の感覚に依りがちになってしまいます。

地銀の支店も担当エリア制は同様にある反面、本店に業種特化チームを設けていることが多く、その一つには歯科医院チーム担当者もいます。

歯科医院の開業では融資金額が大きいため、銀行側では慎重な審査が必要になります。

その場合でも、本店の専門的な担当者と直接やり取りが出来る点でスムーズにやり取りが出来るのは非常に大きなメリットです。

また、材料やチェア業者などとの繋がりも強く、紹介も可能な場合もあります。

今後も定期的にこういった情報をご提供できればと思います。